環境マネジメント

環境方針

安全で良質な商品・サービスをお客様にお届けすると同時に、私たちを取り巻くさまざまな環境課題に配慮した事業活動・店舗運営に取り組んでいます。

『環境方針』

  1. 事業活動に対する責任

    私たちは事業活動の中で、7&ⅰグループの環境宣言にもとづき、地球温暖化の防止、省エネルギー、食品ロス削減、資源の有効利用・再資源化、廃棄物の削減等、環境保護につとめ企業の責任を果たします。

  2. お客さまとの協力と情報公開

    私たちはお客さまの声に耳を傾け、お客さまとともに環境保護につとめ、その活動の結果を文書化し、広くお客さまや社員に情報公開します。

  3. 地域社会との協力・社会貢献

    私たちは地域とともに環境について考え、環境課題の解決を継続的に行い、企業市民としての役割を果たします。

  4. 責任と自覚

    私たちは、この環境方針にもとづき、企業や社会の中でそれぞれの立場で環境問題について考え、自身および組織の役割を自覚して行動するようつとめます。

  5. 環境目標の設定と見直し

    私たちはこうした取り組みが年ごとに改善されるようにつとめ、環境に関連する法規制や私たちが同意した要求事項を遵守し、企業活動の分野ごとに自主的目標を定め、それを年ごとに見直し継続的に改善します。

2019年5月8日
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
代表取締役社長 永松 文彦

環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』

セブン&アイグループ温暖化防止基本方針

セブン&アイグループ環境指針・環境規約

セブン&アイグループ持続可能な調達原則・方針

環境マネジメント体制

企業行動委員会の分野別専門部会の一つである環境部会にて、各部門の環境対策の進捗状況を確認し、課題を明らかにして、継続的な改善に向けて取り組んでいます。

そして当社では、環境方針や環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』に則った環境経営を推進するために、社長をトップとする全社的な体制で、本部と全国の事業所、直営店を対象とする環境マネジメントシステム(EMS)を構築し、2014年から国際規格ISO14001認証を取得しています。

ISO14001を活用した環境負荷削減に取り組むとともに外部審査機関による定期審査のほか、毎年、内部環境監査を実施してマネジメントシステムの適合性・有効性を確認しています。

イメージ環境マネジメントシステムに関する国際規格、ISO14001

サプライチェーン全体の環境管理推進

セブン‐イレブン・ジャパンの事業は、オリジナルフレッシュフードを製造する工場や商品を配送する物流センター運営会社、店舗を建築・維持管理する建築会社、廃棄物業者など、さまざまなお取引先様によって支えられています。そこで、当社は、これらのお取引先様と協力しながら、コンビニエンスストア事業の「製造―配送―販売―消費」にかかわるサプライチェーン全体の環境負荷低減のための環境対策を推進しています。

例えば、オリジナルフレッシュフードを製造する工場では「※NDF環境促進チーム」を組織し、セブン‐イレブン・ジャパン本部と加盟企業間での情報共有や共同施策を推進し、全国の工場における省エネの取り組みや廃棄物の管理・リサイクルに注力しています。

  • ※NDF(日本デリカフーズ協同組合)
    オリジナルフレッシュフードの製造工場における衛生管理レベルの向上や、地区による商品品質の差をなくすために1979年に結成。

お取引先様との環境管理体制

セブン‐イレブン本部

  • 日本デリカフーズ協同組合(NDF)

    製造工場でのオリジナルフレッシュフードの製造

    • 食品残さの削減
    • 安全・安心で価値ある食品の開発・製造
  • 物流会社

    配送車両・配送センターの運営

    • 共同配送による物流の効率化
    • 車載端末による運行管理
    • 環境配慮型車両の導入
  • 建設会社・保守会社

    店舗建築・建設設備のメンテナンス

    • 環境負荷の低い建材の使用
    • 省エネ型の店舗建築・設備什器の開発
  • 廃棄物業者

    廃棄物の回収・リサイクル処理

    • 廃棄物の適正処理・リサイクル

エコアクション21の認証取得

日本デリカフーズ協同組合(NDF)と連携し、年2回のNDF全国CSR推進会議にて、省エネ効果の高い取り組み事例の情報共有を行っています。また、コンプライアンス遵守、省エネ活動継続、CO₂排出量の削減、食品ロス削減など、さまざまな環境課題に対応する体制構築の必要性を確認しています。

その確認結果をふまえ、環境マネジメントシステムの活用を提言しており、なかでも環境省が制定したエコアクション21の取得について説明会を実施するなど、積極的に推進しています。オリジナルフレッシュフードを製造する25社93工場が、エコアクション21を中心とした環境マネジメントシステムの認証を取得しています。また、認証取得に向けて活動を開始したメーカー様や工場を含めると39社154工場が取り組んでいます(2021年2月末現在)。

なお、エコアクション21の取り組みによる省エネ活動など成果が認められ、2020年度省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞をNDFと共同で受賞しました。

「eco検定(環境社会検定試験)®」を受験推奨

従業員の環境意識を高めるために、2014年から「eco検定(環境社会検定試験)®」の受験を推奨しています。世界的な環境意識の高まりを認識し、社会課題を的確に捉えて対応するために、環境に関する幅広い知識を身に付けることを目的としています。

2022年2月までの累計合格者・率

受験者 合格者 合格率
4,403名 3,949名 89.7%