働きやすい職場づくり

従業員エンゲージメント調査を実施

法令やルールなどのコンプライアンスを遵守し、働きがいのある職場をつくるために、2013年から本部従業員を対象に定期的にアンケートを実施し、会社の方針の浸透度や社内制度、職場環境に対する満足度を調査しています。アンケート結果から課題を把握し、改善に向けて対応することで、より働きやすい環境づくりを進めています。

多様な人財が能力を発揮できる環境づくりをより推進し、従業員の貢献意欲の向上による企業競争力の強化を担保することを目的として、「従業員エンゲージメント」を、2022年度より当社役員の業績連動株式報酬のKPIに追加することとしました。

労働安全を推進

安全衛生委員会

労働安全衛生法に基づき、従業員の安全と健康増進を目的に本社と全国の拠点において、産業医、各部の代表従業員が参加し、毎月、安全衛生委員会を開催しています。

産業医による職場巡視の実施など、労働災害の未然防止に向けた情報発信を行っています。

従業員の健康への配慮

セブン&アイグループでは、従業員の健康は生活の質を上げるだけでなく、企業が活力を増して経営の効率を高めていくものと捉え、セブン&アイ・ホールディングス健康保険組合と連携し、3つの目標を掲げた「セブン&アイ健康宣言 NEXT」を策定しました。

セブン‐イレブン・ジャパンでも、それに準じて健康経営に取り組んでいます。

「セブン&アイ健康宣言 NEXT」の3つの目標

  • 私たちは、自らの健康課題を把握し、改善に向けて行動します
  • 私たちは、社員の誰もがイキイキと仕事に取り組める職場作りを実現していきます
  • 私たちは、「健康応援」の商品やサービスを通じて、お客様の健やかな毎日をサポートする企業であり続けます

2023年度の主な取り組み内容

健康維持・未病、健康増進に向けた取り組み
  • 健康保険組合との共同による、定期的なウォーキングイベント「歩Fes.」の開催
    参加人数(2023年度):
    6月 8,791人
    12月 7,610人
  • 外部専門家を講師としたオンライン健康セミナーの定期的な開催
心身ともに健康で、働きやすい職場作りの取り組み
  • メンタルヘルス研修(ラインケア・セルフケア)実施によるメンタル疾患の未然防止
  • 社内チャットを導入し、勤務場所(在宅/本社/その他拠点)などに関わらず、コミュニケーションを図れるシステムの整備
喫煙率低下に向けた取り組み
  • 就業時間内の全面禁煙実施
  • 禁煙成功者への健康保険組合による補助金支給制度導入
社会に対する健康応援の取り組み~SDGsへの貢献~
  • 塩分・糖質などお客様の気になる点を考慮した商品の開発・品揃え
  • 健康に配慮するとともに、より味や品質の高い商品へと進化
  • 炭水化物をお客様の関心の高い食物繊維と糖質に分けて表示
  • 店舗における「健康」をテーマにしたメニューの提案、レシピの開発、栄養価の計算

セブン&アイグループ(セブン‐イレブン・ジャパンを含む)は、2024年3月にこれらの取り組みが評価され、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024」に認定されました。

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ワークライフバランスを支援する制度

ワークライフバランスを支援する取り組みとして、年2回の長期休暇の取得の推奨や、ノー残業Dayの設定、ボランティア休暇制度などを取り入れています。

また、仕事や個人の事情に合わせて一人ひとりが働き方を選択し、フレキシブルに働くことができる環境を目指し、就業時間を選択できる時差出勤「スライドワーク」を制度化しています。始業・終業時刻を繰り上げまたは繰り下げて勤務することで、能動的・効率的な働き方を推進することを目的としています。 また、2020年度以降は、新型コロナウィルス感染症拡大防止を目的として、通勤ラッシュを回避できるよう、選択できる始業・終業時刻のシフトを拡大しています。セブン‐イレブン・ジャパンにおいては、特にスタッフ部門で最大8割以上の利用実績となっており、社員のプライベートな時間の充実や通勤の負担軽減につながっています。

このように、従業員が充実した日常生活を送り、あらゆるシーンで活躍できるような働き方を推進しています。